お茶とお菓子のマリアージュ

2020.07.27

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マリアージュとはフランス語で、「結婚」という意味。料理用語では、相性の良い組み合わせを言います。お茶とお菓子にもマリアージュはよく使われる用語です。

お茶とお菓子のマリアージュを発見するコツは、
・タンニンの量
・フレーバー
だそうです。

お茶に含まれる苦味成分のタンニンは、脂を流してくれる効果があります。タンニンが多いお茶は、脂を多く含む食事やお菓子とよく合います。お茶を飲みながら食べることで、脂で胃がもたれたり、味に飽きることなく、最後まで食事を楽しむことができます。
例えば、タンニンの量が多いアールグレーにはチョコレートやナッツが、コクと渋味のあるアッサムには生クリームやバターをたっぷり使ったお菓子やケーキがよく合います。ダージリンは爽やかな飲み口ですが、意外とタンニンの量は多めで、カレーとの相性は抜群です。

続いてフレーバーですが、これは同系統のフレーバーで揃えると間違いがありません。例えば、ナッツフレーバーのお茶には、ナッツが合いますし、ベリー系のフレーバーにはドライストロベリーや苺のお菓子、オリエンタルフレーバーにはドライマンゴー、キャラメルフレーバーには、バターが多めのフィナンシェがよく合います。


▲Flavor Tea のキャラメルナッツにはナッツ類、ビスケットがよく合います。

意外な組み合わせですが、ダージリンは小豆、干菓子とも合います。これは、ダージリンが緑茶に似たフレーバーだからです。

当店では、お茶とお菓子を好きなだけ楽しんでいただけるTEA STORY というメニューをご用意しております。今回の記事を参考にしていただきながら、色々な組み合わせを楽しんで、ご自身のベストなマリアージュを見つけてみてはいかがでしょう。